スノーボール・アース仮説と進化の爆発

○ 「科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている/丸山茂徳」 P50〜53 から思ったこと
約23億年前と8〜6億年前に地球はすべてが凍結していたという「スノーボール・アース仮説(全球凍結仮説)」があるんだそうだ。そして、スベンスマーク(スベンスマルク)はその原因を、銀河の内部で無数の恒星の誕生と死滅が起き、この時期に大量の宇宙線が地球に降り注いだ。このことにより地球上の雲の量が急増し、寒冷化が起こったという仮説。

丸山はさらにこの後に起こった進化の爆発と関連付けて推察している。
大量に降り注いだ宇宙線は雲量を増大させるばかりでなく、生物の遺伝子の突然変異を進め、約20億年前に起こった真核生物の誕生や約5億5千年前のカンブリア紀の進化の爆発の起因になったのではないかという考え方。

どの程度、オーソライズされた説かはわからないけど、面白い話です。

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